下肢静脈瘤

下肢静脈瘤とは?

下肢静脈瘤は下肢表在静脈の静脈弁(逆流防止弁)の破壊により逆流が生じ、静脈圧上昇により静脈が拡張するものです

静脈弁破壊が原因ですので、「病気」というよりは「怪我」のイメージでしょうか、そのため外科治療が主となります

下肢静脈瘤の原因は?

静脈弁破壊は過剰な圧力が継続的かかることにより引き起こされます、長時間の立ち仕事、妊娠、出産が原因となります

そのため、女性に多く、比較的若い方にも発生します

下肢静脈瘤の治療

外科治療が中心となりますが、皮膚炎等の合併症は皮膚科に治療をお願いすることになります

*弾性ストッキング

  壊れた静脈弁の代用となります、重力に逆らう必要があるので大変きついです、また毎日着用を続ける必要があります

*手術治療

  現在は高周波焼灼等による血管内治療が主流となっており、以前と比べるとより小さな創での治療が可能です

  また、局所麻酔下での施行となりますので日帰り手術が可能です

  手術は足の中に弾性ストッキングを履かせるイメージでしょうか?手術後は弾性ストッキングは不要となります

可能であれば手術をすることをお勧めしています

当院では手術は行っておりませんが、診察の上、手術対象と思われる場合は佐久総合病院の専門外来へ紹介致します

下肢静脈瘤でお悩みの方は一度ご相談下さい

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